幼児期

幼児期

幼児期は「安全性」がポイント

幼児期の子どもは、なんでも口に入れてしまったりと、自分自身では危険に対する判断ができません。常に子どもを見守ることができる環境づくりが大切です。また、子どもの側も親の姿が常に見えていないと不安になります。こうしたことから、子どもと親とがお互いに安心していられる空間はとても大切です。

ただし、幼児期の子どもも自分専用の「場所」を求めます。自我と同じように、認識しているのはまだ小さな世界ではあるものの、特定の自分専用の「コーナー」が必要なのです。まずは、家族が共に過ごすことの多いリビングルームやダイニングルームの一画に、そのコーナーを設けるのがよいでしょう。

健康面だけでなく人災も考慮

さらに、アトピーなどアレルギー体質、化学物質など健康への配慮も必要です。じゅうぶんな採光や通風は欠かせない条件です。例えば、ダニやほこり、カビへの対策は内装材料の選択、木床の利用、断熱材の利用などによりかなりの部分を解消できます。

幼児が多くの時間くを過ごすことになるリビングルームは、昼間の採光を充分に取り入れられるよう、窓を南東または南西側にしたいものです。もともとの立地的に難しい場合でも、3階建てにする、トップライトを利用するなど、方法はいろいろあります。

また、安全神話が崩壊したともいえる日本の現状を考えると、人災への配慮も必要です。泥棒や強盗なども、人ごとではない存在になってきています。立地条件によっては、防犯カメラや二重鍵、セキュリティ・システムなども考慮したいものです。

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