思春期
思春期は自我が強くなっていく時期
思春期になると、子どもたちは自分だけの「個室」を求めます。性への意識も芽生えてきて、自我も強くなっていく時期です。プライベートを要求する時期になったら、個室を確保してあげことが必要です。
しかしそれと同時に、親にとっても非常に心配な時期でもあります。子ども部屋を独立して確保するとその分、共有スペースは小さくなります。また、個室ができて、かつ複雑な時期ゆえに、部屋にこもる傾向もあるからです。自然に親子が顔を合わせられるような構造にリフォームすると、話す機会は自然に増えます。
そんな時は、個室が「孤室」にならないような工夫が必要です。例えば、自室への通り道は必ずリビングを通るような構造にする、吹き抜けにして、2階(子ども部屋)が1階(リビング)とつながっている空気感を出す、個室を設けても鍵は付けない、ドアにガラスを使用するなど、細かい工夫で大分変わるものです。
性への配慮も忘れずに
もし兄弟で部屋を共用していたら、開閉可能な仕切りを設けて2部屋に分けます。2人が同時に机に向かっていても相手が気にならないよう、机を向かい合わせずに、壁の両端に離れて並べるようなレイアウトにするのもよいでしょう。
また、性への意識も芽生えていく時期なので、浴室や脱衣所、トイレなどの目隠しの配慮も必要です。親だけでなく異性の兄弟の視線も意識するようになりますから、視線の遮断などは特に気を付けましょう。
思春期には、家族全員の共有スペースと個室の区別を明確にすることで、プライバシーとコミュニティの役割を認識させることが大切なのです。
