夫婦の豊かな老後に備えたリフォーム
子どもが独立したとたん、突然、燃え尽きたようになってしまう夫婦の関係が問題になっています。子どもが独立したら、淋しさよりも夫婦の豊かな老後への意識を持って、楽しく快適に暮らすことを心掛けたいものです。趣味に興じたり、友人・知人を招いてホームパーティーをするなど、豊かな時間を楽しみましょう。それが夫婦関係にも寄与していくものと思われます。
例えば、子ども部屋だった空間を念願の書斎にしたり、友人・知人を呼べるリビングやダイニングを広くして充実させたり、キッチンは客との会話を楽しみながら料理ができるよう対面式にしたり、ちょっとした工夫で楽しい時間を過ごせるようになります。独立した子どもが孫を連れて帰省する際にもよいでしょう。
安全のためにもバリアフリーを
老後に備えて、早めにバリアフリーにしておくことも大切です。住宅内の事故死者数は、交通事故の死者数を上回っているというデータもあるほど、一般的な住宅の構造は、必ずしも安全とはいえません。人は高齢になると、今の自分の身体からは想像もつかないほど衰えてしまうものです。大きな段差だけではなく、現在は気にならなくとも小さな段差や滑りやすさなど、細かい部分への配慮が必要です。手すりを付ける、浴槽を低くする、階段の段差を低くするなど、備えるべき点は多々あります。
自然災害への対処も無視できません。欠陥建築が非常に多いとされている昨今だからこそ、さほど老朽化しているように思えなくても定期的にチェックしたいものです。
さらに定年後、自宅の一部で商売を行うなどの夢があったら、それに応じてキッチンをプロ仕様にしておくのも楽しいですね。また、1階にはあまり仕切りを作らないなどの工夫をしておけば、後々になって大いに役立つでしょう。
